オタク

ネットに現れた新種の大道芸人

今回のかんなぎ非処女騒動、その一部での盛り上がりの中心にあったのは、単行本を切り裂いて画像として公開するなどした、パフォーマーの存在だろう。自分が知るかぎり、こういった事例を初めて目撃したのは、エルフの「下級生2」ヒロイン非処女騒動だった。…

“アリゾナ老人シリーズ”は、やっぱり多分偽物

「ハルヒは、いい」――米国の砂漠でアニメを語る“グランピーじいさん”に、いろいろ聞いてみた(ITmedia) ITmediaでフォローされたが、これを読んでの自分の感想は、前回のエントリとあまり変わっていない。すなわち、やっぱり多分偽物だろうと思っている。 …

“アリゾナ老人シリーズ”は、多分偽物

最近、一部で話題の「アリゾナ老人シリーズ」。ニコニコ動画で日本語字幕をつけてくれた人がいたおかげで、自分も楽しく見ているが、個人的にはlonelygirl15の類の、いわゆるネタ動画ではないかと思っている。 最初に気付いたのは、毎回かならず登場するDVD…

日本オタクの海外のアニメファンに対する目線

主に、これまで「AskJohnふぁんくらぶ」のコメント欄を斜め読みしきての雑感。個人的には「Moonlight Fantasia」にコメント欄が無いのが残念。 数年前に海外のアニメファンの反応が初めて日本に伝えられはじめたばかりの頃と現在では、日本側の受け取り方が…

捕鯨反対も二次元児童ポルノ規制も本質は同じ

アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同(IT media) 規制の根拠を根本的に突き詰めれば、要するに「俺達が気持ち悪いから絶対に許さない」ここに到達する。いくらこちらが、科学的根拠を示そうが、理屈を…

タクティクスオウガとコードギアスの共通性

どちらも、本来なら政治的・社会的にデリケートな事象であるはずの問題を、徹底的に娯楽のための道具立てとして利用している事。 タクティクスオウガは民族紛争や人種差別といった要素を、コードギアスは日本侵略や再独立といった政治的に荒れそうなテーマを…

中国“動漫”新人類

中国“動漫”新人類(日経ビジネスオンライン) 上記連載のネットでの人気には、記事の内容に加えて筆者である遠藤誉の“熱さ”に要因があるように見える。既に齢60を超える、それも大学教授という社会権威を身にまとった人物が、オタク文化について熱く語り、そ…

ネットの普及によりオタクの構成層は本質的に変わった

オタクは結局新たなF1層でしかないのか 既に言及され尽くされている事だろうとは思けど、上記リンク先を読んで思い出したので「オタクの変質」について自分でも一応。かつてオタクというのは、(その良し悪しは別にして)限られた人間が選び取った生き方だっ…