捕鯨反対も二次元児童ポルノ規制も本質は同じ

 規制の根拠を根本的に突き詰めれば、要するに「俺達が気持ち悪いから絶対に許さない」ここに到達する。いくらこちらが、科学的根拠を示そうが、理屈を通そうが、相手は生理的欲求もしくは動物的衝動に身を任せて規制を叫んでいるだけなので、我々が死滅するまで、毒ガスをまく事を止めようとはしないだろう。

 とはいえ、ここで引き下がってしまっては、それこそ我々は連中によって本当に殺されてしまう事になるので、せめてもの抵抗として、規制推進派の議員や政党には絶対に投票しない、これくらいしか出来る事がない。

 今回の二次元児童ポルノ規制に限らず、オタクがなぜマスコミや社会のエスタブリッシュメントから叩かれやすいのかというと、要は彼等にとって反撃が怖くない勢力だからだろう*1。政治家の不正追及や大企業の問題告発には、攻撃側にも小さくないリスクが伴う。しかし、オタク相手になら、そういった危険性は一切存在しない。彼等にとってオタク叩きとは、何のリスクも背負わず気軽に点数稼ぎが出来る、非常にお手軽ならサンドバッグ代わりなのだ。それならば、せめて選挙なりなんなりで、こちらの意志を見せて彼等にリスクを負わせる以外に、我々が生き残れる道はない。

 ところで、現在の児童ポルノ法、この適用が二次元にまで拡大されれば、当然、全裸の少女の入浴シーンやローティーン少女の下着が見えるアニメは違法という事になるだろう。もし、法律が改悪施行されるような事があれば、推進派の方々には、まず「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」といった非常に猥褻な児童ポルノから、是非とも積極的に摘発していただきたい。

*1:もちろんオタク側の隙が大きすぎる、という部分も大きい。