Re:今後、抜きゲーは3D、シナリオ重視のゲームは2Dに分かれていくんじゃないかなぁ。

 リンク先の記事、ツッコミどころ満載だし、総論においてまったく説得力を感じないけど、読んで夢が広がったんだよ!

抜きゲーは2Dと3Dだったら、断然3Dの方が実用性は増しますよね。

 最初、これを読んで「いや、二次元絵のエロさと3D映像のエロさは、まったく別次元の物だろう」と思った。3Dのエロ映像が二次元エロ絵の代替物になるなんてありえない。さらに言えば、エロゲーに限らず3Dは二次元の上位互換でもなければ、それに取って代わる表現でもない。

 でも、ここでふと気付いた。「あ、もしかしてリンク先エントリは、この先さらに技術開発が進めば、内部的には3D処理されてるんだけど、見た目上は二次元画像と全く見分けが付かない、完璧な二次元3D技術が開発される」という話なのかな、と。これは、もしかしてドリーム開眼?

 そのためには、まず「カメラ位置によって被写体のデッサンがわざと崩れるシェーダ」を開発する必要があるだろう。次に「あり得ない方向から、あり得ない光が当たって、宇宙的な陰影を表現するシェーダ」も開発する必要があるし、人体を表現するシェーダだって「ただの人間の肌ではなく、肉でも樹脂でもない、独特の光沢と質感をもった、エキゾチックマテリアル」を再現する究極の方法を探索しなくてはならない。他にも、パースを意図的に破壊するシェーダの開発や人間の描く線のタッチを完璧に学習できるシェーダなど、課題は山積みだ!

 そしてこれは、実に日本的なオタク的な課題で、素晴らしい技術開発だと思った。欧米のゲーム業界は、3D技術を徹底的にリアルな、現実の代替物を構築するための技術として発達させている。しかし、3Dという技術を究極に発達させて、二次元世界の美しさを完璧に表現するという開発は、その中からは決して生まれてこないだろうな、と。この先、ムーアの法則が生き続ければ、いずれ現実と見まがうかの如き、リアルな3D映像という物は当たり前の存在になるだろう。今はまだ、そういった映像を作り上げる事その物に血道を上げているが、これは単なる過渡期の現象であって、近い未来を見れば、そんな物は存在自体が当たり前になるし、リアルな映像を作り上げる事自体にコストなどかからなくなる。そういった未来において、3Dのメリットを完全に併せ持った二次元絵を表現する事が出来る、完璧な二次元3D技術を完成させている日本のゲーム業界は、どれほどエロい画期的なソフトを生み出してくれるのだろう、と。想像するだけで楽しくなる。

 とか、冒頭リンク先を読むと、エントリの主旨とは無関係に、広がる妄想未来にわくわくしてきたんだよ! いやあ、楽しみだなあ二次元3D技術が完璧に完成してる未来、どんだけエロ素晴らしいエロゲーがウハウハと量産されてくるのだろう! 考えただけで今から勃起が止まらない! そんな未来のエロゲー発売ラッシュを見越して、俺も今日からオナ禁して備える事にしよう。

追伸
話としてはこのあたりとも関連してくるのではないかと思った。