ファンタジーアースゼロの仲良し反省会 その1

FEZ スクリーンショット


ファンタジーアースゼロ(以下FEZと略す)では、戦争後にその勝敗を巡っての自主的な反省会が開かれることがある。そういった反省会に参加すると、必ずとある不思議な現象に遭遇する。

当然のことだが、反省会では戦争で起こった様々な問題点が列挙されることが多い。「勢いに乗って攻めすぎて、カウンターを喰らって大損害を出した」「味方の召喚獣が不足して、戦線を押し返すことができなかった」「建造物の建設位置が悪かったため、領土の確保に失敗した」etc etc、本当に沢山の問題点が指摘される。

ところが、こういった問題点の指摘が続くと、必ずそれに対抗するかのように無理矢理にでも「良かった点」を挙げて話の流れを変えようとする人たちが現れるのである。曰く「でも、勢いがあって良かった」「敵も召喚獣が少なかった」「領土は少なかったけどキルでがんばった」等々。そして、彼等の挙げる「良かった点」は、ほぼ間違いなく単なる個人の感想文や無意味な印象論でしかない点もまた興味深い。

別に反省会が殺伐としていたり、参加者が喧嘩をしていたわけでもない(そういう反省会もあるが)。 そういう悪い空気が流れているなら、場の雰囲気を変えたいという気持も分かる。しかし、参加者たちがただ普通に今回の戦争において悪かった点を指摘しているだけにも関わらず、そういったネガティブな話題になると、なぜか無理矢理にでも「良かった点」を列挙し始める人たちが現れるのは、本当に不思議な現象だ。

基本的にFEZの戦争は間違いだらけだ。ありとあらゆるレベルで、信じられないほど大量の間違いが発生している(もちろん、自分自身も含めてだ)。そういった無数の間違いの中から、致命的なものだけでもピックアップして次回以降の戦争において改善していこうというのが、反省会の主旨のはずだ。そんな時に、単なる個人の感想や印象論レベルの空虚な「良かった探し」をやって、いったい何の役に立つのだろう。傷口の舐め合いでもしたいのだろうか?

さらに、この仲良し反省会のクライマックスは、特定個人の行動に焦点が当たった時だ。というわけで、少し長くなってきたので、続きは次回エントリにて。