四国にまつわる驚きの真実

例の不二家事件のマスコミ報道で明らかになった事実の1つに、四国には不二家の店舗が存在しない、というニュースがあった。TV報道で映し出された全国の店舗分布地図には、見事に四国だけは不二家の姿が影も形も存在しなかった。*1
即ち四国民は、生まれてこのかたペコちゃんも知らなければ、ポコちゃんも知らずに育ち、カントリーマアムを食べたこともなければ、ミルキーがママの味だとも知ることもなく死んでいくのだ。おそるべし四国である。
そういえば、四国にまつわるもう1つの驚くべき事実をご存じだろうか? 実は四国の島内にはコンビニが4軒しか存在していない。香川、徳島、愛媛、高知のそれぞれ1県に1店舗しか存在しないのである。多くの四国民にとって、ローソンは幻であり、セブンイレブンは蜃気楼のまま、その一生を終えていくのである。
人間の人口よりヒグマの生息数が多い北海道でさえ、札幌都市部に行けばコンビニが見つかる事を思えば*2 四国の離島性こそ現在に残された最後の秘境である。そのうち、今だに四国では幕藩体制が存続し、和同開珎が流通している事実も徐々に明らかになっていくことだろう。

*1:本当に一軒も事実として四国の中には店舗を表す点が存在しなかった。

*2:ただし、道民にとっては非常に珍しい店舗なので、常に観光に訪れた道民の大行列が出来ている